この白線から落ちたら死ぬゲームー!
うおっ!あっぶねーー!!
今のはセーフ!
ちょ、押すなって!おい!押すなって!!
ちょ!あー!!!
はい死んだ〜。
こういう遊び、小学生の頃とかしませんでしたか?
もしくは、こういう遊びに興じる男子を
冷ややかな目で見たこと、ありませんか?女子。
あ、ありませんか。
昭和に生まれた僕たちは、毎日のように
ちょっとでも落ちたら死ぬスリルを味わって登下校してました。
こんにちは、IT参謀の加藤(冷泉)です。
マリオなら、1UPキノコをとれば残機が増えます。
しかも99機までストックできる。
調子に乗ってBダッシュスタートをかまして
最初のクリボーで死んでも、すぐに復活できます。
でも、『この白線から落ちたら死ぬゲーム』は
そんな生易しいもんじゃありません。
1回でも足が出たら、即アウト。即死です。
残機ストックも、復活の呪文もなしです。
仕事のやり方も同じです。
「今までずっとこうやってきたから」
と言って、変化を受け入れずに慣習に縛られ続けてるのは
すでに白線から落ちてるんです。
落ちた先は、即死です。
社会の中での即死って、なんでしょう?
倒産です。
嫌な言葉ですね、倒産。
僕はこの会社を危うく潰しかけたことがありますが
二度とあんな思いはしたくないです。
こうして持ち直したのは、今までのやり方を変えて
柔軟に対応できたからだと思っています。
どんどん新しいことを取り入れたり
やり方を見直して、変えていかないと
時代に取り残されます。
そして、残念なことに歳を取れば取るほど
白線から落ちていることに気づかない人が多い。
ちょっとでも足が出たら死ぬような
命がけの白線を渡り続けるのではなく
「なんでわざわざそんな危ないところ歩かなきゃいけないの?」
ぐらいの気持ちで、安全な道を敷いて歩いていけるのが
感覚が鋭くて、情報感度も高い若い世代です。
ちょっとずつ“カイゼン”、なんて言ってる場合じゃなく
思い切った抜本的な改革にぜひ取り組んでほしいと思います。
もし、その改革案に会社が耳を貸してくれないなら
残念ですけど、その会社は遠くないうちに
社会的にお亡くなりになるでしょう。
そうなる前に諦めずにやってほしいところです。
ところで、令和の時代になると
この白線から落ちたら死ぬゲームも
リアルに再現できちゃうんですね。
技術革新ってすごい。
「白線から落ちたら負け」のデスゲーム pic.twitter.com/dXmk2UQH2h
— きむらえいじゅん[.mov] (@kuro_40) December 11, 2020